物語の概要 | 登場人物 |
仲哀天皇が、供の高麻呂を連れ登場します。
登場に際して長めのゆったりした舞があります。
こういった部分は、古い神楽の舞かたを偲ばせてくれます。異国より攻めて来た敵の中で、味方の誰もがかなわない塵輪を、 自分が退治すると言います。 供に見張りを命じ、天皇は退場します。 |
幕の奥から何やら出てきそうですが、なかなか姿を現しません。
ついに高麻呂が塵輪が近づいていると確信します。そして、天皇に甲冑を付け、用意していた弓を取り、 戦いの準備をするように報告します。 |
塵輪は、煙幕を出したり、
幕越しに現れたり消えたりして神出鬼没の様子を見せます。
高麻呂は塵輪の力に対抗しようとしますが圧倒され、
防ぎ切れず退場します。塵輪の面は、ひときわ大きな女の鬼の面です。 この面が神楽の数ある鬼の面の中で一番大きいと言われています。 |
空を飛び黒雲に乗る塵輪が、幕を翻したり、
伸び上がって飛ぶ仕草を見せながら登場します。
この仕草は、塵輪の舞の特徴です。神楽団によって少しづつ舞方が異なりますが、 必ず表現される見所の1つです。 舞台いっぱいに動きまわり、荒し回る様子を表現します。 |
天皇が、高麻呂を連れて現れます。戦いに先立ち、互いに名乗り合います。 神が立ち去るよう言いますが、鬼は聞き入れません。 大抵の鬼退治の場面で見られる常套句です。 しかし、多くの鬼は人目を避けて隠れていたのが見つかって やむを得ず戦いますが、 塵輪は攻めてきているので、表現が異なっています。 |
神楽のクライマックスとして立ち合いとなります。
この舞では、神が矢を武器としていますから最後に矢で射殺します。戦いのあと、神として仲哀天皇も祭られる正八幡を讃えるお囃子で、 嬉し舞と呼ばれる舞をして退場します。 |
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