★★★広島大学祭参加 公開シンポジウム★★★



広島大学キャンパスの環境を考える Part2
−ゴミのゼロ・エミッションを目指して−


 大学祭の一環として、11月3日に現在、広島大学祭参加 公開シンポジウム「広島大学キャンパスの環境を考える〜ゴミのゼロ・エミッションを目指して〜」が開催されました。体験報告です。

★シンポジウムの主旨(パンフレットより)
     私たちは東広島キャンパスの環境維持・管理・創造についての議論や実践を行っています。キャンパス内でいかにゴミの排出を少なくするか、再利用するかといった検討を進めています。また、地域の中での大学関係者の責務や役割を問うことも必要でしょう。
     なお、シンポジウムの終わりに、よりよいキャンパスの環境づくりのための核として、学生、教職員、市民のみなさんの賛同を得て、キャンパス・レンジャー制度を設立する予定です。


★プログラム
    ●日 時  11月3日(月) 13時〜16時
    ●場 所  総合科学部 L201号教室
    ●プログラム
      1)講演会
        コーディネーター
           環境保全専門委員長 安藤忠雄教授
        パネリスト
           工学部      村川三郎氏
           賀茂広域行政組合 蔵田勝也氏
           エコ・リーグ   吉田宣幸氏
           中央廃液処理施設 正藤英司氏
      2)討論会
      3)キャンパス・レンジャー設立総会

    ●主 催  広島大学 環境保全専門委員会
    ●後 援  東広島市


★シンポジウムの様子紹介

●ゴミ問題を考える

 パネラーの最初は工学部の村川先生。ゴミ問題の直面している課題について概括的な解説。さらに、ゴミ処理の有料化についても他都市の事例を交えて解説されました。

●賀茂地区のゴミ対策について

 続いて、賀茂広域行政組合の蔵田部長から、東広島市を含む賀茂地区のゴミ処理対策について説明がありました。東広島市は、全国でも6種の分別収集を行っている数少ない自治体とか。各家庭からの排出ゴミは、9割以上の協力を得てスムーズに分別処理が行われ、今後は事業所ゴミの分別徹底が課題とのこと。さらに、ゴミの減量化ついても対策が進められているとのことでした。
 説明の最後に、広島大学学生の生活用品のリサイクルが、東広島のゴミ減量化に大きな効果があることが指摘されました。

●学生からも

 次いで登場した学生サークル「EcoPage」所属の吉田さん。これまでの学生サークルの活動について紹介がありました。彼らが行ったのは「広島大学1997年リサイクル市」。学生サークルが仲立ちとなって、卒業生から新入生に必要な品をリサイクルした経験談は、とてもたのもしく示唆に富むものでした。(ボランティア活動を長続きさせるための哲学は必聴。)さらに、大学祭のバザーで実施した洗い皿「広大メロン方式」(洗い皿を流通させる仕組みを産みだし、回収に協力した利用者にメロンが当たるという洗い皿普及=使い捨て食器の低減のための取組み)はユニーク。最後には市民への協力要請も。(倉庫、軽トラックがいるそうです!)

●ゴミ・ゼロエミッション

 正藤先生は広島大学キャンパスから発生する廃棄物の減量化、再利用に取り組んでおられます。先生にお話は、キャンパス内で発生するゴミを再利用し、外部に使用するタイルに加工していこうというもの。すでに試作品も完成しておられます。大学での研究は大いに期待できます。

●ディスカッション

 予定の時間を大きく超過して、ディスカッションの時間はほとんどとれませんでしたが、参加者からはゴミ減量化の活動を続けておられる方々から鋭い質問も。

●キャンパスレンジャー

 シンポの最後は、工学部石丸先生の進行で、これまで準備されてきた「キャンパスレンジャー」制度の創設についての立ち上げ会。キャンパスの自然環境の保全や改善・整備のため、大学の学生・教職員、市民によって組織されるボランティア組織です。

●初代会長

 参加者の賛成で、キャンパスレンジャーの創設を決定。初代会長には附属図書館の野村先生に決定。これからの活動が楽しみです。


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