会議室:「宮島サロン」

宮島レンタサイクル情報 ->訪問報告ほかお礼状情報

発言者:おお木ファミリー

(Date: 1997年 10月 23日 木曜日 15:31:14)


報告とお礼が、大変遅くなりました。
 先日(といってももう2ヶ月たってしまいました)8月下旬、青春18切符・
夏休み貧乏旅行の途上、宮島に渡りました。
子供の教育上「広島」は外せない地なので、当地でどこに泊るか、キャンプでき
るところを探しました(といっても、「行ってみたいところー!」というリクエス
ト談合の時、下の娘が「厳島神社」をリストアップしていたので、コースにいれる
ことは決まっていたのですが、何しろ4人分まともな宿泊料金を払っていったらと
てもできない旅程なので)
キャンプ情報の本で、好都合なことに、宮島に公営キャンプ場があるのを見つ
け、まあ行っちゃえばなんとかなるだろうとは思っていました。
 事前に貴サロンはじめ、インターネット宮島情報、ずいぶん役に立ちました。
包ヶ浦キャンプ場まで4キロ近くあるのがわかり、寝袋テントほかヘビーなバッ
クパッキングで、夜道を歩くのはヒナンゴウゴウものなので、レンタサイクル情報
は光明でした。
 JRのことなので、夕方6時頃までの商売と思い、広島市内を早くきりあげて来
ました。毎時10分発の大鳥居周回コース便を待って乗りました。干潮で鳥居の周
りに人が群がってる風景でした。
2日間通しで借りれるものとハナから思いこんでたのですが、やはりJR、その
日の終いには必ず返してもらうゆえ、当日はもう時間がないので、貸し出しはしな
いと、物腰柔らかい風情もない、事務応対で、第一印象は最低でした。
どうしようか、広場で一息ついていたら、家族が無造作に持っていた買い込んで
きた食料袋を鹿に争って襲われて?びっくりしたまま取り返せず、うーむ、油断な
らぬ島、と、とにかく明日出直しとして、バス代4人分と大差ないので、タクシー
で包ヶ浦に直行しました。
キャンプ場300円、軽薄さの少ない安心な雰囲気のキャンプ場でした。入浴料
一人300円、いい湯でした。
 翌朝空身で、散歩がてら、浜遊びなどしながら駅前に戻り、レンタサイクル一人
2時間320円、さっそうとスピーディーに平坦部名所巡りは、そう快でした。
 その日のうちに、秋吉台のキャンプ場までたどりつかなければいけない予定でし
たので、思わずのんびりしていた最後の帳尻は、撤収テントをかついで、トイレも
がまんして行き帰り峠二つ大汗かいて走った今となっては楽しい思い出でした。
 
さて、厳島の感想ですが、折り良く満潮時に訪れましたが、家族もたぶん同様な
ところと思いますが、一応まあ建築家の端くれとしてですが、社殿の、建物とし
て、特に他を抜きんでて「デザイン的な妙」とか「美しい」とかの感動にはなく、
その秀逸さは、フロアラインすれすれに巧妙に設定された水面を取り込んだ、自然
の営みの装置を仕組んだ建築の美しさこそのものと痛感しました。そして、この水
の汚さは、もはや、致命的な、すべてを帳消しにして余りある、よくいまさら世界
遺産などに推せるものなのか、大いに失望しました。昔、純粋に美しさそのもので
あったろう海水をたたえた姿を想像して思いをはせました。
一番肝心なところ?を見ずに(見るセンスもなくて?)いたるところ社殿をバッ
クにポーズをとってしゃいでいるノー天気?な観光客のお仲間にも、二重に失望を
掻き立てられる思いでした。
リクエストにあげていた娘も、現実の落差を知る経験にはなったようでした。

 辛口の感想報告にはなってしまいましたが、この前の「毛利元就」の厳島合戦の
回は、夜襲上陸地点に私たちも泊ったり一帯うろうろした地理的な実際の体験で、
家族中、わいわい思い出交え、すごく楽しく見ました。
 陶・次郎の砂浜決闘シーンのロケは私たち神奈川の三浦海岸と知っていましたの
で、また笑ってしまいました。

 宮島の人たちの良心だけではとりかえせない環境問題ですが、本当の感動を呼び
戻す発信を続けてください!

相模原市 おお木ファミリー
参考URL http://plaza7.mbn.or.jp/‾ookwood/


極楽鳥 さんからのコメント
( Date: 1997年 10月 24日 金曜日 6:23:50)

なかなか、思うような旅はできにくいものなのですね。
私もあれから、レンタサイクルその他種々気にかけてみていたのですが、どうも期待に応えられるかどうか心配していました。

おっしゃるように、今宮島に限らず各地の観光地は大きな岐路に来ているようです。人が集まることで生きていくことばかりを考え、どうやって人に来てもらうかをおろそかにしているようです。その意味では、従来から有名になっている所の悩みのほうが大きいはずですが、人が来ることに慣れきっていて、なかなか真剣にそんへんを考えようとしないみたいです。本当は迎えるほうも訪ねるほうも、その地を十分に理解できる人間を作ることなのでしょう。

そして、面白いことに、厳島神社は建ち続けているのです。

厳島合戦はどうも、私たちにとって、消化不良です。あまりにもフィクションに走りすぎ、面白味が薄くなりました。とくに陶最後の場面などそうです。


joyhiro さんからのコメント
( Date: 1997年 10月 27日 月曜日 0:09:42)

陶最後の場面には私も唖然としました。場所の設定が伝承と違うのはフィクショ
ンなので目をつむるとしても、総大将が一人きりになるなどあり得ませんし、
あの状況で、誰が辞世の句を記録できたのでしょうか。ちょっと変ですよね。